ジャムとペーストのhocoro Blog

2021/12/02 13:44

ゆずの季節がついに来ました!

2021-22年冬の黄色く色づいた柚子(ゆず)がついに届きました。
箱を開けると部屋中に広がるしあわせな香り。
この香りを閉じ込めるべく、急いで、でも丁寧にジャムにしました!

柚子とは?

冬のこの時期になるとスーパーにもたくさん並ぶおなじみの柚子ですが、そもそもどんなくだものかご存知ですか?
柚子は奈良時代(!)から日本で栽培されているそうです。そんなに歴史が古いとは知りませんでした。。。
一般的に流通しているのは、黄色く熟してから収穫する「黄ゆず」で、旬は11月頃。
熟す前の「青ゆず」は夏に出回り、柚子胡椒は青ゆずで作られるため黄緑色なのです。
そしておもしろいのが、果肉よりも果皮にビタミンCが豊富で、抗酸化作用があること。
つまり、柚子は皮を楽しむくだもの!ということです。



皮を楽しむからこそ、農薬ゼロが大事です。

柚子をはじめ、柑橘系くだもののジャムは、皮を楽しむジャムだからこそ、農薬ゼロということが重要です。
hocoroでは、「花が咲いたあとは収穫まで農薬や除草剤などを散布しない」というポリシーの農園で育てられた材料を使用しています。
もちろん、花が咲く前もずっと農薬を使わずに栽培できるのが理想的ですが、現実にはかなり難しく、果実の外観の良し悪しに大きく影響するそうです。
果実の外観の良し悪しということは、つまりジャムをつくれるようなきれいな皮がどれだけ採れるかということ。
農薬散布の時期を限定することで、安全もコストも大事にできるということなのです。


柚子の皮の黒い点々は農薬ゼロの勲章なんです!


柚子やみかんなど柑橘のくだもの、皮の表面に黒い点々がついてること、ありますよね。
hocoroでつかっている柚子などにも、ついています。

これは「黒点病」といって、原因は菌。
周囲の枯れ枝から飛散してきた菌が皮につくとこうなるそうです。
この菌による人体の健康面への影響はありません。
でも農園によっては見た目を気にして農薬をかけちゃうところもあるそうです。(…本末転倒?)

何が言いたいかというと、これは農薬ゼロでがんばってきた勲章なんです!
でもやっぱり見た目が…なので、hocoroではジャムをつくるときにできるだけ省いています。
省いていますが、やっぱり完璧になくすことはできません。
健康面への影響はないので、あ、ちゃんと農薬ゼロの材料つかってるんだなと、多少はご容赦いただけると助かります。

柚子のジャム、どうやって食べよう?


hocoroの柚子のジャムは、トースト、ヨーグルトなどジャムの王道はもちろん外しません。
市販の柚子ジャムよりもピール(皮)が多く入っているので、とても香り高い柚子茶になります。
紅茶に入れて柚子フレーバーを楽しんだり、パウンドケーキやマフィン、シフォンケーキなど、スイーツの材料やソースとしてもおすすめです。
さらに、柚子は加熱しても香りが飛びにくいので、お料理にも大活躍です。
先日はインスタグラムにて、柚子味噌のススメについてもご紹介しました。


インスタグラムでは柚子味噌の焼きおにぎりなどをご紹介しましたが、他にもドレッシングや即席柚子大根、柚子サングリアなどつかいかたはアイデア次第でたっくさん!

もちろん、hocoroのジャムやペーストは着色料・香料・増粘剤・保存料無添加。
安心安全のジャムとペースト、あなたやあなたのまわりの大切な人たちと一緒にお楽しみいただけるとうれしいです。

安全で香り高いhocoroの柚子のジャム、ぜひいろいろ楽しんでくださいね。